3.28.2010

3.28.10 神奈川あたり

今日は神奈川あたりを散策。JR東神奈川駅を降りて海の方へ向かい、大きな道を歩道橋で横断する。この道は国道15号線、東京と横浜を結ぶ国道のひとつで、毎年お正月には箱根駅伝の選手が走る道でもある。この写真は歩道橋より東京方面を望んだものだ。


国道15号線を越えると急に鄙びた風景となる。すぐ先には埋め立て地と運河が広がる。このまま真っ直ぐに行くと米軍の施設がある瑞穂ふ頭だ。今日は運河に架かる最初の橋・村雨橋の手前を右に曲がり運河沿いを進む。


運河にはプレジャーボートがたくさん係留されている。運河の前は道路を挟んですぐ住宅が並ぶ。まさにウォーターフロントだ。奥の方に見える高層ビルはポートサイド地区にある「ザ・ヨコハマタワーズ」。


一本裏手の路地に入ると神奈川荘、大蔵荘、大平荘と看板の出ている簡易宿泊所があるが、人通りもなくひっそりしている。


運河の終点。JR貨物の東高島駅と工場の敷地の向こう、コットンハーバーのマンション群が見える。このまま真っ直ぐ続く道路を歩いていくと住宅街になる。


住宅街を縫って歩いていると突然「神奈川台場跡」なる石碑が現れた。

 安政六年(1859年)五月、幕府は伊予松山藩に命じ、勝海舟の設計で構築した。
 当時の台場は総面積二万六千余平方メートル(約8,000坪)の海に突き出た扇形で、約七万両の費用と工期約一年を要し、萬延元年(1860年)六月竣工した。
 明治三十二年二月廃止されるまで礼砲用として使われたが、大正十年頃から埋め立てられ、現在では石垣の一部を残すのみとなった。

と案内板に書かれている。写真の石垣がそのなごりのようだが、石垣の向こうは東高島駅の敷地、石垣の手前側は住宅地となっていて、かなり寂しい状態だ。


さらにしばらく住宅街を進むと幅10メートルほどの水路に出合う。これは運河ではなく、片倉や三ツ沢の辺りを水源とする滝の川という河川だ。ただし、JR線の線路より上流はほとんど暗渠化されている。
横浜市中央卸売市場に通じる大きな道を渡ると、ポートサイド地区に近くなる。ポートサイド地区の手前にはこのような‘バラック’と呼びたくなるような家が並んでいる。


同じ場所で振り返ってみた風景がこの写真。ここから先はポートサイド地区なのである。


この辺りの建物はほどんどがマンションだが、低層部には店舗も入っている。しかし日曜日だというのに閑散としている。


ポートサイド地区の中ほどにある旧YCAT(横浜シティ・エア・ターミナル)。1979年に羽田国際空港や成田国際空港へのリムジンバスと一部高速バスのターミナルとしてオープンしたが、1996年に横浜駅前のスカイビルに移転。その後放置されたままのようだ。

3.17.2010

3.17.10 浜劇


浜劇は日ノ出町駅近くにあるストリップ小屋である。
このご時世、ストリップなんてと思われるかもしれないが、週末ともなるとかなりの賑わいを見せている。なんでも東京から週替わりで人気のある女優さん(っていうのかな)が来ているらしい。しかし木戸銭5,000円は結構いいお値段ですね。

3.07.2010

3.7.10 鶴見線

 

冷たい雨の降る中、椿昇という現代美術家の個展「GOLD/WHITE /BLACK」を見るために浜川崎へ行く。鶴見から鶴見線に乗った。鶴見線は工場地帯の真ん中を通っているので、右も左も工場が建ち並ぶ。


展示が行われていたのは旧日本鋼管体育館「Think Spot KAWASAKI」。昨年2〜3月に京都国立近代美術館で開催されていたものだが、レトロで威圧感のある建物の雰囲気と迫力ある作品がマッチしていた。展示の写真はこちら
会場のある浜川崎はJR鶴見線のほか、南武線も通っているがいずれも本数が極端に少ない。 帰りの電車の時間を計算しておいて、浅野駅で下車してみた。



この線路は浅野駅から分岐して海芝浦へと向かう路線。海芝浦は改札口が東芝の工場と直結しているので一般の乗客は改札を出ることができない駅だ。


 

全体にひなびた感のある鶴見線だが、無人駅のため改札がなくSUICAのタッチパネルだけが設置された駅はちょっとレトロフューチャーな感じがする。

3.03.2010

3.3.10 長者橋にて


今日は久しぶりにいいお天気でした。
用事で桜木町から黄金町へ向かう途中、長者橋のたもとで軽自動車が横倒しになっていました。どうやら交差点でタクシーと衝突して横転したようです。幸い負傷者はいなかったようで、付近は警察官や野次馬が何人もいましたがあまり緊迫した雰囲気ではなく、どちらかというとぽかぽか陽気に日向ぼっこしているかのようなのどかな雰囲気すら漂っていました。


衝突したタクシーも付近に止まっていましたが、それほどひどく壊れてはいませんでした。どうやって衝突したのかはわかりませんが、軽自動車ってそんな簡単にひっくり返るものなんですかね。